■メリット
・動き始めるまでのスピードが早い
7ヶ月頃までの経過観察では、うつ伏せをしていない赤ちゃんより腹這い、ハイハイ、高ばいなどの移動運動を早く始めるという実感がある。しかし、寝返り、腰座りなどには大きな差はなかったように思う。
うつ伏せをして視界が広がることで興味の範囲が広がり、能動的に動けることに早く気づくため、同月齢の赤ちゃんより好奇心や欲求が現れるのが早く、それが顔つきや表情、反応などへの違いに現れていた。
・こどもの好奇心を自分でスムーズに満たすことができる
寝返りをするようになると寝返りだけで部屋中を動き回るようになるが、これは赤ちゃんは頭が痛い、泣かれるたびに助けに行く親は大変、とお互いがしんどい思いをする。赤ちゃんが早い段階で腹這いができると、自力で、体を痛めずに、興味の対象に近づくことができるため、大人しく一人で遊ぶ時間が増える。
ちなみに、我が子は早くに腹這いするようになったからか、仰向けで足を上げたり、自分の足をなめたり、うつ伏せして両手両足を伸ばす飛行機のポーズをする遊びは見られなかった。
・世話をする大人が楽できる
・子供をよく観察できる
・運動量が上がって、ぐっすり眠れる。
・呼吸量が上がる。
■デメリット
・うつ伏せでお腹が圧迫されるため、飲んだミルクを吐いてしまうことがある・最初の頃は赤ちゃんが辛そう
・適切な環境を用意する必要がある
・しっかり目を離さずに見ている大人が必要
育児に余裕と興味があれば、十分実践する価値があると思う。
赤ちゃんの成長のスピードを運動面でも実感できる。