2014年5月9日金曜日

赤ちゃん・子供の名前の付け方

赤ちゃん・子供の名づけにおいて、日本の法律で決められているルールは、
「14日以内に出生届を出すこと」と「名前に使える字の範囲」だけ、
漢字で2930字体、ひらがな、カタカナが名前に使える字の範囲内となる。
(詳しくは、戸籍法施行規則第60条子の名に使える漢字を参照)

日常で使う字は殆ど使えるので、法律を気にする必要はないかも知れない。


結局、子供の名づけには、親の裁量権を十二分に発揮することになるので、

社会的な通用性を考慮し、生まれる子供が気に入ってもらえる良い名か、
しっかり考えて付けることが大事。

名前の本質は、他人から呼ばれるためにあるので音を大事に考える必要がある。

シンプルで呼ばれやすい音にするのが基本。

これからの国際化社会において、多言語の人々が発音しやすい音にするのが、

海外でも、外国人との交際でも名前で苦労せずに済むので、良い。

自分の場合、ローカルな発音の名前で、外国人には発音が難しい場合が多く、

名前を伝えるだけでも苦労した上に、おかしな発音で呼ばれることが多い。

子供は、海外で暮らすかも知れないし、外国人と交際するかも知れないので、

インターナショナルに通用する発音にした方が、子供のためになるだろう。

また、名前に漢字を使わないのも、良い試みになると思う。


中国、韓国、日本などの漢字文化圏では、同じ漢字でも読み方はそれぞれ、

名前を正しく呼んでもらうための文字なのに、それぞれの呼ばれ方になる。

歴史で習った中国人の名前は、漢字であるが故に中国人と違う読み方で覚え、

中国人が聞いたら誰のことか分からない、覚える意味があるのだろうか。

そもそも日本国内だけでも、名前の読み方を親が自由に決めることにより、

他人が正しく読めない場合が結構あることを考えると、漢字はややこしい。

決まった読み方があるからこそ文字として機能するのに、漢字はどうだろう。

名前に意味を与えることよりも、正しく呼ばれることが大事と思う。

我が子の名前は、私と妻の名前のイニシャルを入れ、カタカナだけで付けた。

シンプルで呼びやすい名前なので親としては、結構気に入っている。

あとは、我が子が気に入ってもらえれば何よりだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿