2014年8月27日水曜日

赤ちゃんと水泳⑤ 教える必要性

プール付の家が多いアメリカの場合、親が目を離した瞬間、
赤ちゃんがプールに落ちてしまい、溺れる事故が結構あるようだ。

そんな危機感から万が一、赤ちゃんがプールに落ちても大事に至らないために、

ベビースイミングを始める場合が多い。

日本の場合、プール付家など、そうないので、アメリカのようにはならないが、

赤ちゃんの発育発達のためにも、万が一の水の事故から身を守るためにも、
できることなら教えておいて越したことはないと思う。

ただし、実際に教えるには、親が進んだ考えを持っている必要があると思う。
赤ちゃんに水泳を教えるのを意外に虐待と捉える人々が多くて驚いたからだ。

以下の動画はYouTubeで見つけた7ヶ月の赤ちゃんの素晴らしい泳ぎっぷり。
https://www.youtube.com/watch?v=h4xHKIWl2yA
7ヶ月の赤ちゃんが泳ぐ!

自分の子に水泳を教えている立場から見れば、親子を賞賛したくなる動画だが、
意外とネガティブなコメントも多く書かれていて賛否両論が分かれていた。

しかし、赤ちゃんが可哀想、虐待だという人々の考えは、浅はかに思える。
そもそも、子育ての経験も、水泳を教えた経験もないが故かも知れない。

動画の赤ちゃんは、警戒はしているが、泣いていないし、安定して見える。
実際自分の子を育ててみれば分かるが、赤ちゃんは嫌な場合、泣く。
とにかく泣く、泣いていないとすれば、嫌がっていないのだ。

2014年8月25日月曜日

赤ちゃんと水泳④ 意外な落とし穴

新生児期が過ぎてから始めた水泳練習の成果には結構期待していた。

お風呂での地味な練習で上手に潜水をこなせるようになった我が子、
1歳になり、そろそろプールでも練習の成果を確認したいと思うようになった。

内心驚きの動きをしてくれるんじゃないかと期待しながら実行してみたら、
期待とは裏腹に情けない問題に直面して唖然とした。

我が子は、冷たいプールの水に浸かるだけで心が折れていったのだ。

思えば、お風呂でのトレーニングはいつも39℃の最適な温度でこなした上に、
冷たい水はシャワーすら経験してなかった。

夏とは言え、慣れてない冷たい水に入るだけで心が折れるのも分かる気がした。
泳ぐ云々前に少々冷たい水にも慣らしておく必要があったのを痛感した。

気づいたところで、時は既に遅かった。

しかし、1歳児が入れるプールに頻繁に来れる環境ではないので、粘った。
冷たい水に長時間入れるわけにも行かず、時間もないので強攻策に出た。

私から離れようとしない我が子を抱いたまま、プールの中を歩行往復、
短時間で強引に慣らしては、放った。

潜水くらいで泣く訳ない我が子は立派に泣き始め、プールを後にした。