2014年4月22日火曜日

ベビーゲート、ベビーフェンス選び

息子が生後8ヶ月になり、我が家でバリケード作戦が実行された。

生後6ヶ月からずり這い、7ヶ月にはつかまり立ちやハイハイが上手になった彼だが、ここまではなんとか親の注意力と体力で彼のいたずらを阻止してきた。


が、一日中彼を見張っているのも体力的にきつくなってきたので、安心・安全の為いよいよ進入禁止区域を設ける事にした。


侵入禁止対象区域はキッチン、玄関、窓際のブラインドカーテンエリア。


キッチンにはイケアのベビーゲート(IKEA FAMILYメンバー価格:3,590円)

これは見た目はシンプルだが、なかなか頑丈でよい。
扉は自然に閉まらないので、息子が寝てからは開放して使っている。

因みにAmazonで買える日本育児 ベビーズゲート ホワイトも良いと思ったが、

 
真っ白な作りではなかったので、選ばなかった。

頭を悩ませたのは窓エリアで、市販されているベビーフェンスでは長さが足りず、どうするか迷っていたところ、人工芝を利用して赤ちゃんが近寄らないようにするという方法があることを知った。


早速、近くのホームセンターで試しに6枚505円で購入。表面で試したところ、ハイハイから高ばいの姿勢に切り替えてあっけなく通過されてしまった。落胆と同時に息子の成長と賢さに感心した。


仕方なく次の手段、裏返しにしてみる。裏面はプラスチックの凹凸があり、歩こうとすると大人でも痛い。これは効果てきめんで、片手でピシャピシャ叩いて行けるかどうか思案していた様子だが、潔く諦め、カーテンに近づかなくなった。

この人工芝作戦、コスパもよく、場所もとらないので玄関にも採用した。インテリアとしては少々難があるが、これでしばしの労力を節約できると思えば安いもの。息子の分別がつくまでしばらくの辛抱である。


長く効力を発揮してくれることを願う。


2014年4月16日水曜日

離乳食と補完食の目的の違い

私は、離乳食に関して消極的だ。
我が子が生後6ヶ月に入る頃には周りのママ達が離乳食を開始する中で、
私は離乳食を始める必要性を感じず、スタートを遅らせた。

そもそも離乳とは「乳汁から幼児食に移行する過程」で、
  1. 食に慣れさせる
  2. 味覚や咀嚼、嚥下機能の発達
  3. 自立
などを離乳食によって促す、と厚生労働省のHPにある。

しかし、離乳食を食べずに1歳以降に突然食事を食べ始めることは可能で、そういった子供の味覚や咀嚼機能に問題がでるというわけでもない。
また、母親に離乳食を食べさせてもらっている子供は母乳だけしか飲んでいない子供より自立していると言えるのだろうか?

一方、WHO(世界保健機関)は、「生後6ヶ月間は母乳のみを与え、その後適切な補完食を適切な時期から与えながら2年かそれ以上母乳育児を続けること」を推奨している。成長に伴い、母乳のみでは栄養が不足してくるからだ。

つまり、日本では離乳食を自立を目標にした摂食トレーニングと捉えているのに対し、WHOでは成長のための栄養摂取として位置づけているという違いがある。また、補完食という名前からもわかるように、あくまでも完全な栄養のために母乳を補うものであり、メインである母乳育児が継続されるべき期間についても言及している。

これらを見比べると離乳食より補完食という考え方がより合理的で納得がいくように思われる。母乳育児を存分に楽しみたい母親にとっては心強い話だ。

UNICEF/WHOのホームページや母乳育児支援ガイドには時期別に必要とされる栄養摂取量が記載されていて参考になる。